なかなか終わらない京都迎賓館の見学の様子💧。
それほど広いとは思わなかったが、沢山写真を撮ったので今回も。
前回は藤の間という部屋の壁面装飾で終わっていた。

「麗花」と題した綴れ織りで作られた華麗な織物で壁面全体に広がる巨大なもの。
制作するのにさぞ時間がかかった事だろう。
手前にはこの時期だけ特別に下絵も飾ってあった。

ここは舞や能、雅楽など芸を披露する舞台も設置されていて、普段は扉が閉まっている。
その扉には截金細工が繊細に施されていた。
作品名は「響流光韻(こうるこういん)」というとか。
(京都迎賓館HPより)
扉でさえひとつの作品なのに驚く。

非常に贅沢な空間である。
床の絨毯にも繊細な模様が織り込まれていた。

広大な藤の間の天井は「格子光天井」と言い、格天井には灯が嵌め込まれていて、電動式で上げ下げ出来て降りて来るようになっている。

次に「桐の間」へ通される。
桐の間は和食を提供する和の晩餐室だという。
釘隠しなど、至る所にに五七の桐の文様が施されていて座椅子の背にも蒔絵の桐がある。
正座に慣れない人もいるため掘りごたつ式となっている。

桐の間の前に先の間から続く廊下があり、廊下の向こうには庭園が広がっていて、庭園には池がある。
建物に囲まれるように池があり、池には鯉が泳いでいた。


それほど広くないと思われたが、大広間が二つもあり、廊橋という廊下の橋があって、庭の池に橋が架かっている。
やはりスケールの大きな施設だった。


桐の間から出口近くの控室のような所には様々なものが飾られていたが、
↓蒔絵・螺鈿の鏡台

京都迎賓館を訪れた各国の賓客に因んだものも展示されていた。
小泉純一郎元首相の書いた書が…。

小泉氏が達筆だとは知らなかった。
ブッシュ大統領のサインもあり、

ブッシュ大統領と小泉元首相が握手をしている記念写真も飾られていた。

迎賓館の見学を終えて元の場所へ戻ろうとすると、最後に廊下から池を見渡せるところに船着き場があった。
そこには和舟があり、説明ではこの舟に最初に乗ったのはブータン国王だったそうだ。

こうして一通り見学を終えた。
和を基調とした館内だったが、和室とはいえこれほどのスケールがあることに驚くばかりだった。
日本の伝統工芸、伝統技能を惜しみなく投入してこれほど細部まで入念に作り込まれていることに感嘆しきりでもあった。
それだけに何も使われていない時期には有料で一般公開するのも納得だった。
これだけのものを限られた人しか見られないのは勿体ない。
賓客のない時には民間の利用も可能だという。
海外からの賓客がそれほど頻繁にあるわけでもないので、これだけの施設なのだから、有効活用するのが自然なことと思われた。
京都迎賓館の見学はこれで終わり。
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